ぐさっ！と来たこと

日曜日に買った漫画「グッドモーニング・キス」５巻なんですけど（りぼんで昔連載してたグッドモーニング・コールの続編）、大学生になった菜緒たちの悩みがリアル過ぎて胸に突き刺さります…。

※以下ネタバレしかないので、もし読んでる方は注意。


４８社受けてもどこからも内定をもらえなかった菜緒に、上原くんが「まだ９月だしなんとかなるって」と励ましたときの菜緒の台詞、

「簡単に言わないでっ　この不況は甘くないんだよっ　有名大学行ってても内定とれないのに、あたしみたいな三流大の資格もない女子が採用されると思う！？思わないでしょ！？あたしは思わないよっ」

なんて、ぐさっ…！！と刺さりましたね（´｀；）
来年再来年の就職活動が怖いぜ…。


更に追い打ちをかけるように、菜緒の大学の友達・太田ちゃんの台詞、

「ていうか２人（菜緒とまりな）はまだいいよ！！菜緒ちゃんには上原くんがいるし、まりなっちには内定が出てるのに、あたしなんてラブもなけりゃ内定もないんだよ……。なんで…！？あたしなりに４年間マジメにやってきたのに…！」

これは痛かった…orz
内定はまだわかんないけど、ラブがないのは確実なので、２年後の私も同じ状況に陥っている気がしないでもない。っていうかその確率は低くない。いや、むしろ高い…。汗
もちろんこれは漫画なので、太田ちゃんにも一応就職先は見つかりますし、ほんのりラブ要素も入って来ています。が、現実の私にはそんな都合の良いことは起こらない…。
私なりに４年間マジメに、っていうのも大いにありえます。確かに私もマジメだけど、必要最低限のことをそれなりの真面目さを持ってやっているだけで、それ以上のことは一切していないのです。私が悪いんだけどさ…。泣


あと、こういうのもあります。
菜緒は中３の頃から一人暮らし（二人暮らし）をしているから、東京で就職しちゃうと一生地元には帰って来ない。（家族と一緒には暮らさない）
東京で上原くんと結婚してそのまま幸せになるでしょう。
でもそれじゃお父さんとしては寂しくて、１年だけでも菜緒と一緒に暮らしたい。そこでお父さんは役場の臨時職員の話を菜緒に持ってくる。
菜緒は嫌がりますが、父の本心を母から聞いて、臨時職員になることを決意。

私は地元の大学に行ったらそのまま地元に就職して、結婚も出来ずに一生実家で親の脛かじって暮らす自分が容易に想像できてしまったので、どうにか自分のことは自分でやれるくらいにはなりたいと思い、無理矢理一人暮らしをさせてもらっています。（必要以上に親の脛かじってるのは変わりないけど；）
地元に就職すればまた実家に戻るんでしょうが、もしこのまま県外で就職してしまったら、私もやっぱり一生実家には戻らないかもしれないわけで。
そう思うと、とことん親不孝者だなと思うわけです。親と一生同居というのも嫌だけど、一生離れて暮らすのも寂しいし申し訳ない。
近所に住むのが一番理想的かなーなんて気もしますが、近所に住むくらいなら同居した方が経済的。（私が結婚して家庭をもっているならともかく）


グッドモーニング・キスは高校生の頃からコミックスを買っていますが、こんなに登場人物に共感したのは初めてでした…。結構リアルなのね、これ；